アイピローを自作しました。


ある日のこと。

母から「最近まつげ減ってない?」と言われ、久しぶりにちゃんとアイメイクをしようと思って鏡を見たところ、なんか存在感を増しているんです…凶暴でしつこく居座るアイツ!!


クマ!

茶グマーーー!!


というわけで、目元ケアをするためと疲れ目対策にレンジで温められるアイピローを引っ張り出してきたのですが、なんだか中身から気になる匂いがしたんですよね…私の保存の仕方が悪かったのか。


それでネットで調べてみたところ、実はこのエコな目元温めピロー、あずきでも作れるとのことだったので早速買ってきてもともと持ってた上記のアイピローを参考に作ってみました。


洗えるようにアイピローケースと中身のあずき袋は別で作成。


あずき袋はくたくたとなるようにダブルガーゼで。

アイピローケースは目元用をC&Sの「やさしいリネン」、表側をリバティプリントの「Felisite(フェリシテ)」ミントカラーで。

このままレンジで温められるように、綿や麻100%素材で作っています。


ですがこれ、使ってみたところ気に入らないところが…。

中身のあずき袋は長方形でとても縫いやすいんですけど、アイピローのカーブに合わない。

アイピローケースも、リネン1枚だけだとあずきの熱がダイレクトすぎて「あっつぅ!」ってなる。



というわけで改良したのがこちら。



中身の袋にはアイピローと同じカーブをつけました。

中央で仕切っているため真ん中にはあずきが集まりにくいいので、角丸長方形のカタチにしました。お父さんの靴下みたいだな…自分用なのでへたれたカーブです。


アイピローケースの裏地は以前お洋服に使った柔らかい綿のシャンブレー素材を2枚に。分厚い生地よりは柔らかいのを重ねた方がいい気がします。


表は色に合わせて、リバティプリントの「Josephine(ジョセフィン)」の水色カラーで。ワンピースに使った生地のあまりですがケチケチ裁断してよかったです。


うねうねさせながら入れて…


完成です。

適度な盛り上がり。


使ってみたところ、しっかりアイピローのカーブのフチ近くまであずきが広がってきました。


このままレンジに入れて50秒ほど温めるだけ。

既製品のあずきじゃないものと比べると、熱の持続力がけっこうあります。

目元にあてるには冷たくなってきたな~と思っても、お腹にあててみるとまだまだあったかかったり(腹に脂肪がありすぎて冷えているのか?)。

あずきは吸湿性がよく、あたためると湿気を放つとのことですが、確かにレンチンしたてはホコホコでちょっと濡れてたりするぐらいなので、しっとり温かい。

あずきカイロシリーズが商品化されるのも納得です。


そういえば匂いが気になるということで作ったんですが…


あずきをレンチンすると、赤飯のにおいになります。もしくは御座候の店先のにおい…。


相方には「今欲しい匂いではない」と言われてしまいましたが、私は結構穀物が好きなので、我慢できるというかむしろ好きです。あったまり方がね、とても良かったので…



こっちの改良前のあずきバッグはカイロ用の外袋を作って使いまわそうと思います;


一応オーダーできます…笑

作り方教えてという方もご相談ください笑




quchie handmade atelier

リバティプリントを中心に、小物やお洋服を作っています。 使うときに嬉しくなる、生活にひとさじの彩りを添えられるようなものづくりを目指しています。